こんばんは!はるいちです。
私は10代~30代前半まで、
ガリガリ体型(身長170cm、体重52kg)でした。
しかし、1日15分でできる時短宅トレと、食生活の改善により、
6か月で約5kgの増量に成功し、
健康な体と自信を手に入れることができました。
ただ、当初は食事の量を増やしたものの、
栄養バランスに関する知識は乏しく、
事実気づけば体脂肪率20%に。
そこで、独学で栄養学の勉強し、
「スポーツフードマイスター」の資格を取得しました。
勉強を通じて、普段何気なく食べているものも、
意外とカロリーや脂質が多く含まれているなという、
気付きを得ることができました。
いくら太りにくい体質の方でも、
カロリーや糖質・脂質も気を配るべき。
油断は大敵です!
そこで今回は、
健康的に増量したいあなたに向けて、
「食べ過ぎ注意な、意外と高カロリーな身近な食べ物3選」
について、ご紹介したいと思います。
併せて、高カロリー食材に代わる、
オススメの低カロリー食材も紹介するので、
参考にしていただければ嬉しいです。
1日3食の日々の食事も、意識を少し変えるだけで、
必ず体に変化は起きます!
食事を制する者は、健康な体を手に入れられる!
それでは、Let’s Bulkup!
PFCバランスとは?
摂取カロリーや栄養バランスを考えることは大事。
分かってはいるけれど、
具体的に「何をどれぐらいの量食べればいいのか?」
を理解する必要があります。
まず、厚生労働省の算出した「推定エネルギー必要量」によれば、
成人男性の1日に必要なカロリーは2650kcal、
成人女性で約2000kcal言われています。
ちなみに、カロリーの目安はお茶碗1膳分のご飯、100gで約170kcal。
食パンは1枚がだいたい160kcalです。
そのため、これらを目安に1日のカロリーを摂取していきましょう。
また、カロリーだけでなく
タンパク質・脂質・炭水化物のバランスも考慮する必要があります。
【PFCバランス】
Ⓟタンパク質(Protein)
Ⓕ脂質(Fat)
Ⓒ炭水化物(Carbohydrate)
このようにPFCバランスとは、
P(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)それぞれの頭文字を取った言葉で、
健康を維持していく上で、主なエネルギー源となる3大栄養素となります。
①タンパク質
タンパク質は、筋肉や髪・肌など、身体のあらゆるパーツの
材料になる最も重要な栄養素で、
肉や魚、卵や乳製品に多く含まれています。
②脂質
脂質は、関節の健康や脳の働きのほか、
ホルモン分泌においても重要な栄養素で、
オリーブオイルなどの油類はもちろん、
アボカドやアーモンド、チーズなどにも多く含まれています。
③炭水化物
炭水化物は、主に身体や脳を動かすエネルギーとなる栄養素で、
穀類や麺類、果物などに多く含まれています。
ちなみに、三大栄養素の1日の摂取量の目安は、
①タンパク質⇒体重の数値の2倍
②脂質⇒総カロリーの25%
③炭水化物⇒総カロリーからタンパク質と脂質のカロリーを引いたもの
このように言われています。
例えば、
「身長170cm、体重60kg、35歳、男性で、
1日の消費カロリーが約2,500kcal」の人の場合、
1日に摂取すべき三大栄養素の目安は、
「タンパク質120g、脂質50g、炭水化物250g」
となります。
このように、摂取すべき目安量を意識しながら、
食事をとるようにしていきましょう。
危険な高カロリー食材3選
普段気軽に食べれる食材も、
意外と高カロリーのものがたくさんあります。
🔥菓子パン
🔥カップ麺
🔥ビール
①菓子パン
菓子パンは、油で揚げているものが多く、
砂糖やバターも多く使われているため、高カロリーです。
「大きなハム&たまご」パンは、
454kcal、脂質は27.9gも含まれています。
このパン一つで、一日の脂質摂取量の目安の、
約半分も含まれていることになります。
かなり危険ですね。
②カップ麺
忙しいサラリーマンを中心に、
何かと重宝するカップ麺。
麺は油で揚げている場合がほとんどで、
特に大盛のラーメンや、カップ焼きそばは500kcal越えは当たり前です。
「ごっつ盛りワンタン醤油ラーメン」は、
517kcal、脂質25g、炭水化物60.4g。
脂質は1日の目安量の約半分で、カロリーも炭水化物も
菓子パンを大きく上回っています。
スープを飲み干したり、
おにぎりなどと一緒に食べると、
すぐに目安量をオーバーしてしまいます。
③ビール
ビールは、焼酎やウイスキーなどの他のお酒と比べて、
糖質が多めに含まれています。
毎日の晩酌を楽しみにしているサラリーマンも多いはず。
たかが飲み物だと思って摂取しすぎたり、
おつまみと一緒に楽しみすぎると、
知らず知らずのうちに、カロリーオーバーになることも。
「アサヒスーパードライ500ml」は、
42kcal、糖質3gですが、
油断するとカロリーが蓄積されるので要注意です。
低カロリーのオススメ食材
上記で紹介した高カロリー食品を、
以下のものに変えるだけで、だいぶ変わってきます。
🔥菓子パン⇒おにぎり
🔥カップ麺⇒蕎麦
🔥ビール⇒糖質ゼロ発泡酒
①おにぎり
朝食や昼食で菓子パンをよく食べる方は、
おにぎりに変えてみてはいかがでしょうか。
栄養成分表を比較してみました。
【大きなハム&たまごパン】 | 【焼鮭おにぎり】 | |
カロリー | 454kcal | 169kcal |
タンパク質 | 11.3g | 4.3g |
脂質 | 27.9g | 1.6g |
炭水化物 | 39.4g | 34.3g |
おにぎりに変えるだけで、
カロリーは約4分の1。脂質はなんと約25分の1まで減らすことができます。
不足したタンパク質は、プロテインなどで補えば大丈夫です。
②蕎麦
麺類が好きな方は、
昼食のカップ麺を蕎麦に変えてみましょう。
蕎麦は、意外と高たんぱく・低脂質の食材です。
【ごっつ盛りワンタン醤油ラーメン】 | 【ざる蕎麦】 | |
カロリー | 517kcal | 321kcal |
タンパク質 | 12.5g | 14.7g |
脂質 | 25g | 1.7g |
炭水化物 | 60.4g | 61.8g |
こちらも比較すれば違いが一目瞭然。
ざる蕎麦だけでは物足りない場合は、
プロテインバーなども併せて食べると、
タンパク質だけでなく適度に脂質も摂取でき、
エネルギー補給にぴったりです。
③糖質ゼロ発泡酒
ストレスを抱えがちな現代社会において、
健康のために毎日の晩酌を止めるのは、
なかなか難しいところ。
いつも飲んでいる生ビールを、
糖質ゼロの発泡酒にかえるだけで、
ストレスなくカロリーを抑えることができます。
【アサヒスーパードライ500ml】 | 【アサヒ糖質ゼロ500ml】 | |
カロリー | 42kcal | 24kcal |
タンパク質 | 0.2~0.4g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 3g | 0.1~0/8g |
このように、カロリーは約半分。
糖質は3分の1以下に抑えることができます。
味も企業努力で美味しくなってきて、
飲みずらいことはありません。
カロリー・糖質・値段、全て抑えることができるので、おすすめです。
まとめ
今日は、健康的に増量したいあなたに向けて、
「食べ過ぎ注意な、意外と高カロリーな身近な食べ物3選」についてと、
「是非摂取してもらいたい低カロリー食品」について、
ご紹介させていただきました。
普段何気なく手にしている食品が、
実はかなりの高カロリーで、健康に良くないということを
知っていただけましたでしょうか。
健康的な食生活を維持するために大事なことは、
①1日の栄養摂取量の目安を知る
②買い物をする際、食品の栄養成分表示を見る癖をつける
これに尽きると思います。
これらを理解し習慣化するだけで、
必ず体に変化が起きます。
実際、私も菓子パンとカップ麺をやめ、
糖質ゼロ発泡酒に切り替えてみたところ、
2カ月で体脂肪率約2%も減らすことができました。
健康でカッコいい体作りには食事管理が必要不可欠。
共に健康な体と自信を手に入れましょう!
Let’s Bulkup!
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